イギリス留学と紅茶と刺繍

留学の準備からイギリスでの暮らしをのんびり書きます

ロンドン博物館まとめ

こんにちは😃

今日はロンドンの博物館・美術館についてです。

ロンドンにある博物館・美術館はたいていが無料なので、ロックダウンが明けてからお散歩がてら巡ってみました。

開館時間や詳しい内容などはガイドブックに書いてあるので、実際に行ってみての感想をメインに書いていきたいと思います。

 

大英博物館

教科書でしか聞いたことのないロゼッタストーンを見たくてまず一番に行きました。

中に入ると近代的なデザインの内装に圧倒されます。

目的のロゼッタストーンは入ってすぐの順路で見ることができ、他にも、世界史の教科書でした見たことのなかった壁画や、ヨーロッパはもちろんアフリカ・中東・アジアに至るまで、世界中の歴史的展示物を見ることができました。

中でも印象に残っているのはミイラの展示。布や箱の朽ちた様子がリアルでぞくぞくしました。

1Fのお土産コーナーでは様々な衣装を着たお風呂ダックちゃんが気に入って購入。ちょうど日本展の最中だったので甲冑ダックちゃんだったのですが、現在娘のお風呂のお供に大活躍です。

すぐ隣のカフェは、賑わっているけれどいつ訪れても座る席を見つけることができるので、歩き回って疲れた体を癒すのに最適です。

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コロナ禍をいいことにどこもかしこも改装中・・・


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横から見ると足が5本に見える馬

 

ここを初めて1人で訪れた時、2Fや地下に行く階段が見落とした上に、1F部分の一部しか回れなかったことに気が付かず全てを見たと思い込み、「めちゃくちゃ広いとか書いてあったけど全然いけるよ!」と、トンチンカンな感想を夫に言うのでした笑

 

②自然史博物館

主に動物学・昆虫学・古生物学・植物学・鉱物学に分類され、生き物の化石・剥製や標本、鉱石や地震に至るまで様々な展示が見られる博物館。

ナイツブリッジにある素敵な建物に入ると、高い天井に吊り下げられたシロナガスクジラ骨格標本に目を奪われます。

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ここも非常に広いので、1日で全てを見るのは難しいかもしれません。カフェやレストランが5ヶ所もあるので休憩場所には困りません。

個人的な見どころは恐竜展示室と動物展示室。迫力満点の動く恐竜がいたり、実際の大きさのクジラの骨格標本があったりと飽きずに楽しむことができました。地震体験スペースがあり、日本の関東大震災を体験することもできました。

館内にある宇宙空間につながっていくようなエスカレーターもワクワクします。

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展示の宝石と婚約指輪のダイヤの大きさを比べるいやらしい妻←

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ここでは、いろいろな動物と体重を比べてみよう!のコーナーで、実際に体重計に乗って自分の体重が特定の動物の何倍かを知ることができます。そこで約1年ぶりに体重計に乗った私は、イギリスの高カロリー食生活で自己最高体重を突破していることをしっかりとホームビデオに残されてしまうのでした😂

 

③V&A博物館

ここはとにかく広い、広い、いろんなものがある・・・!

ビクトリア女王の旦那さんのアルバート公が世界中から買い集めたということから始まるこの博物館ですが、ありとあらゆるものがあってその収集力に脱帽です。個人的にはアンティークテーブルセットの展示やお部屋の四方の壁が全て宝石で埋め尽くされているジュエリーの展示が好みでした。

 

アカデミー賞のトロフィー

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ABBAのコンサート衣装

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イギリス刺繍のタペストリ

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本当に様々なものがあって、お部屋に収まらなかったのか??と思うくらい廊下や階段にも美術品や彫像が所狭しと置いてありました。

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ここにはガイドブックにも載っている、「The V&A cafe」があるのですが、私が訪れた時はコロナで閉まってました・・泣 いつか機会があれば再チャレンジしたいです。日本人のガイドさんやスタッフさんも何名かいらっしゃるようで、お土産コーナーですこーし日本語を話せたのが嬉しかったです。

ここで期間限定のくまのプーさん原画展がやっており、風船に飛ばされるプーさんの原画コピーを購入できたのが嬉しいです。また、ウィリアムモリスに関連する商品もたくさんあり、お土産コーナーが一番充実していて買いやすいと思いました。

 

 

 

ここでは初めてレシートの間違いを英語で指摘するという緊張エピソードがありました。

バスに乗ったあと気がついたので、一度降りて入り口のおじさんにたどたどしく説明して、なんとか再入場させてもらってお土産コーナーのレジのおばちゃんに交渉。一つしか買ってないのに二つ購入したと打ち間違いされていたのですが、「本当にひとつしか持ってないか」と若干怪しまれながらも返金手続きに成功したのでした!!£15ほどのものでしたが、これまた海外での経験値が上がった気がして1人ほくほくしながら帰りました😁

 

③ナショナルギャラリー

ここではレオナルドダヴィンチの絵に目を奪われました。少し奥まったところに展示してあったのですが、迫力がすごい。絵画についてあまり知識のない私も、ただならぬ雰囲気を感じ取るくらいものすごいオーラを放っていました。

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この絵、何かの教科書で何度も見た・・・(あやふや)

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ここもいくつか展示室は分かれていて広いのですが、上記3つの博物館よりかは規模が小さいので半日もかかず全て見ることができます。そして何よりあまり混み合っていなかったのでゆっくり自分のペースで回れたのがよかった。

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ここにいるはずのゴッホのひまわりは、なんとちょうど日本に出張中!ご縁がなかったなぁ・・・

 

見学し終わった後目の前のcafe NEROで休憩しようと並んでいたのですが、多分イタリア人の男性からナンパされました。なかなかコミュ力の高い人でずっと喋ってくるので、私の夫が急な腹痛に襲われ家で苦しみながら待っているから(ゴメン、夫)急いで薬を持って帰らんといかん。と適当に切り上げて帰ってきました。後から考えると、薬を求めにトラファルガー広場に来るのか?カフェで一息つこうとしてたやん、とツッコミどころいっぱいなのですが、外国でナンパを振り切ったという事実にちっちゃく満足したエピソードでした😛

 

④シャーロックホームズ博物館

お土産コーナーから始まる5階建ての縦に細長い博物館ですが、シャーロックホームズファンにはたまらないコアな展示がいっぱいです。

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ホームズの衣装や、蝋人形、犬の剥製からホームズのパイプやバイオリン、手紙や羽ペンなど細かいものまで、隅々まで楽しむことができます。

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ホームズファンはもちろんのこと、私みたいにそんなにファンではない人も、せまーい階段をギシギシいわせながら登って古い取手の扉を開けたりして、イギリスの昔ながらの建物を体験したり、たくさんのアンティーク雑貨や美しい家具を楽しむこともできます。

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お土産やさんではホームズを題材にしたボードゲームや、あの有名な探偵帽子、ホームズに扮したお風呂ダックちゃんまで売ってます。

 

博物館の近くは美しいリージェントパークがあるので、お散歩がてら少し足を伸ばしてみるのもおすすめです。

コロナ禍でなかなか観光ができなかったので、夫と2人でリージェントパークまでランニングしたり、トルコ人のお友達夫婦とおしゃべりしながら公園内をお散歩したり、思い出がたくさん詰まった場所です。

 

 

以上が超個人的なロンドン博物館のまとめです。追加の思い出のほうがメインになってしまっている気が・・・笑

このほかにも自宅近くにディケンズ博物館があっ大のですが、時間が足りずいけませんでした。

ロンドンの博物館を訪れた方々にもそれぞれ素敵な思い出ができますように😁