イギリス留学と紅茶と刺繍

留学の準備からイギリスでの暮らしをのんびり書きます

英国王立刺繍学校〜通学①〜

こんにちは😃

 

今日は コース概要、道具、デザイン、色選び、枠作り についてです。

 

<コース概要>

英国王立刺繍学校Certificate & Diploma (C&D)コースは、毎回出る宿題を次のレッスンまでにこなして先生に見ていただくという形式です。

リンク:Certificate & Diploma | Royal School of Needlework

一つの技法につき最低8回通学する必要があり、1レッスン10:00〜16:00まで、費用は1回£142。これに材料費が加算されます。

コースでは全部で4つの技法を学ぶことができます。

 

・ジャコビアン刺繍(イギリスの伝統刺繍。枠作りなどコースの基礎となるのでこの技法から始めます。)

・キャンバスワークorブラックワーク

・シルクシェーディング

・ゴールドワーク

 

4つ学び終わるとコース終了で修了証をいただくことができます。

修了証をもらうには5年以内に4つの技法全てを学ばないといけません。通学の他にもオンラインで受講することもできるので、

世界中に生徒さんがいるそうです。

 

ちなみに英国刺繍作家の二村エミさんが日本にも分校を開いてくださっているので通学で学ぶことができます♪

リンク:英国王立刺繍学校

 

<道具>

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・刺繍針3種類

・仕上げ用に使うカービー針

・下書き写し用の針とコルク

・糸切りバサミ

・針刺し

などなど・・・

針刺し、糸切りバサミ、収納ポーチは私物です。

糸や技法、布によって針を変えるのでたくさん必要になります。

 

<デザイン>

最初に取り組むのはジャコビアン刺繍。イギリスの伝統刺繍です。

中世のイギリスでインドのデザインの影響を受けて広まったので、動物や植物などをエキゾチックなデザインで刺繍します。

クラスにたくさんのサンプルがあるので、その中のものを使ってもいいし、自分で全くオリジナルのものを作っても大丈夫です。

 

デザインが決まったら、トレーシングペーパーに写し、カラープラン用と刺繍プラン用と予備として合計3枚コピーします。

 

私は今回大きなお花のデザインにしました🌸

 

<色選び>

今回は12色の糸を選ぶよう指示を受けました。

通常葉や茎は緑ですが、今回はそれを気にせずメインカラー2色(グラデーション5段階)とアクセントカラー1色(グラデーション2段階)を選びます。

メインカラー①赤・ピンク系

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メインカラー②紫系

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アクセントカラー 黄色

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糸が決まったらカラープラン用の紙に、色鉛筆で色つけをします。

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イギリスは文房具が高いので色鉛筆探すの苦労しました。。。

しかも糸にぴったりくる色の少ないこと・・・!!ざっとイメージで塗りました笑

 

<枠作り>

スレート枠という四角い大きな枠を使います。

木枠に布を縫い付けて、縦から横から引っ張り、最後は足で枠を押さえながら布をびんびんに張っていきます。

途中経過がこちら↓

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サイドをさらに太い糸で木枠と縫い付けます。とても大きいので、これを入れる袋を探すのも苦労しました。

Amazonで画材入れの特大サイズバッグを買って、上ははみ出した状態で使ってます笑

 

この貼った布にデザインを写して、いよいよ刺し始めます。

刺し始めまでに2レッスンかかりました笑

きちんとデザインから学んだのは初めてだったので勉強になります♪

 

次回は刺している途中から完成までです⭐︎