イギリス留学と紅茶と刺繍

留学の準備からイギリスでの暮らしをのんびり書きます

国内旅行〜ハイクレア城〜

こんにちは😃

 

今回はハイクレア城についてです。

ハイクレア城はイギリスはもちろん日本でも人気の英国貴族社会を描いたドラマ「ダウントンアビー」の舞台となった場所です。

私もあのドラマが好きだったので行きたいなぁと思っていたら、夫がお誕生日のお祝いにと予約してくれました泣

HP→Highclere Castle

 

<予約>

コロナ禍で少し予約はしやすくなっているものの、国内で人気の観光地なので行きたい日の2〜3ヶ月前に予約しないと空いていません。

しかも一般公開は春と夏の年間計65日ほど。争奪戦になります。この点はコロナでよかったかも・・・!!

チケットの種類も色々あり、お庭でのアフターヌーンティー付きや、場内のガイド付き、地下のお部屋の見学付きなどがあります。

ゆっくり見て回りたかったので地下のお部屋見学付きチケットにしました。

 

<行き方>

電車、車、ツアーを利用するなど方法は色々ありますが、私たちが実際に使った行き方です。

パディントン駅から1時間ほど電車に乗り、ニューベリー駅へ。

ニューベリーからハイクレア城までタクシーで15分ほど。

タクシーが運よく見つかってよかった・・・ニューベリーの駅は本当に何にもなく、Uberも呼びづらいのでお城までの交通手段は事前にしっかり確認しておくのがベストだと思います。

タクシーのおじちゃんが優しかったので名刺をくれて、帰りも電話1本で迎えにきてくれました。

ハイクレア城に駐車場はいっぱいあるのでレンタカーで来るのもいいと思います。

 

<見学>

タクシーのおじちゃんは観光客を乗せるのに慣れているらしく、ここがマシューの事故現場だよ〜とか色々解説をしてくれて

私のワクワクが止まらないままついにお城が見えてきました!

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テレビで見た姿のまま!!!

 

ゆっくり歩いてテレビでもよく映っていた正面玄関で受付を済ませます。

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中は撮影禁止だったのですが、玄関ホールから吹き抜けサロンを横目に図書室に入り、談話室、2階に上がってコーラの寝室、お着替え部屋、お風呂、メアリーの寝室、お着替え部屋、通路からサロンを見下ろして、みんなが降りてくるメイン階段を実際に降りて、サロンをぐる〜っと見学。その後テレビでもよく使われていた食堂へ。

食堂から地下に行くチケットを見せて使用人たちのお部屋やキッチンを見て、アフリカやアジアからの美術品が展示されている特別展を見学しました。

一つ一つがテレビで見たままだったし、古いものを大切にお手入れしながら保存していることがよくわかりました。

個人的に感動したのが、お部屋の至る所に英国刺繍が使われていたことです。

タペストリーやカーテン、ちょっとした置き物にも刺繍が施されていて、私が習った刺繍は実際にこういうところに使われていたのかと感動しました。

実際に歩いてみて思ったのは、案外こぢんまりしているということです。廊下やお部屋の入り口は結構狭くて、誰かとすれ違うのは難しい感じでした。

 

中を一通り見学した後はお庭散策の時間。

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広ーいお庭をゆっくり歩いて楽しんだ後、お茶の時間にしました。

お庭にキッチンスペースが設けられていて、紅茶やジュースなどの飲み物とサンドイッチなどの軽食、ケーキやマフィンなどのお菓子をいただけます。少し離れたところにキッチンカーが2台あり、そこではそれぞれお酒とアイスクリームが売っていました。

私たちは紅茶とサンドイッチとヴィクトリアケーキを買って、お庭のテラス席で食べました。

お天気にも恵まれたのでとてもよかったです。

別のチケットを買えばこのお庭でピクニックボックスに入ったアフターヌーンティーを楽しむこともできます。

お手洗いも利用しましたがとても綺麗に管理されていました。

 

その後はお城の裏手にある小さな建物でお土産購入。

ドラマのグッズはもちろん、昔の貴族の方が使っていたお盆や食器、ガウン、当時の様子がよくわかる本やガーデングッズなど色々なものが販売されていて見ていて楽しかったです。

母もダウントンアビーのファンなので、紋章が入ったミルクピッチャーを買って、自分用には陶器の計量スプーンセットにしました。

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2時間くらいゆっくり過ごした後、タクシーのおじちゃんを呼んで駅まで戻りました。

帰りは行きと異なる経路でドラマでよく馬車が出入りするシーンで使われていた正門を通ってくれました。

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ドラマと実際の貴族の生活にたっぷり浸かることができて、幸せなお誕生日でした😊

「ザ・イギリス」を感じられるのでぜひ行ってみてください!